◆ FileMakerについて 

Claris FileMakerについてご存じない方も多いと思います。

Claris FileMaker(クラリス ファイルメーカー)は、Claris International Inc.が開発しているクロスプラットフォームのローコードデータベースソフトです。
Claris International Inc.はMacやiPhone/iPadでお馴染みのアメリカのApple Inc.の100%子会社で、日本での販売・サポートはApple Japan Inc.が行っている信頼性も高い実績のあるソフトウェアです。

大規模データベースの構築にも対応できるポテンシャルを持ちながら、中小企業にも導入しやすいコストパフォーマンスも兼ね備え、敷居が低く自由度の高い開発が特徴のデータベースソフトです。

デザインや印刷物の制作などのクリエイティブな分野ではデジタル創生期よりMacが使用されており、そのMacに対応したデータベースソフトということでファイルメーカーは印刷業界では主流のソフトでした。

今現在でも企業の大小を問わず多くの業種で活用され、アメリカのフォーチュン誌が発表する全米上位500社ランキング「フォーチュン500」の95%の企業に導入されています。
もちろん国内の多くの企業で活用され業務改善に多くの実績を上げています。
Claris FileMaker 導入事例

 

Claris FileMaker クラリス ファイルメーカー
Claris FileMaker クラリス ファイルメーカー

◆ 何ができるの? 

ではClaris FileMakerを使うと何ができるのでしょうか?

Claris FileMakerはデータベースという言葉からイメージする複雑で難解なものではありません。
誰でも簡単に取り組める敷居の低さで自由度の高いシステムが作成可能です。あらゆる業種業態に対応できどんな業務にも活用の場面があります。

例えば、手書きの帳簿をFileMakerでデジタル化して素早く検索・参照できるようにしたり、エクセルに入力して個々で管理している業務資料をFileMakerを使って皆で共有したり、また、それらのデータを元に他の伝票類や書類に参照して流用したり、何度も繰り返していた業務の手間を無くして効率化が図れます。
効率化だけでなく、情報の“見える化”や“共有化”により、業務が飛躍的に前進します。

 


◆ FileMakerの強み 

会社が100社あれば100通りの仕事のやり方があります。同じ業種でも仕事のやり方・進め方・ノウハウは違ってくるものです。
市販の業務管理パッケージソフトはそれら多くの会社のやり方を網羅したすごいソフトなんですが、実際には欲しい機能とは微妙に違ったり、全く必要ない機能が多く搭載されているのが汎用パッケージソフトの現実です。
また、最近ではノーコードでカスタマイズしてシステム構築できるクラウド型業務アプリ構築サービスが台頭しています。こちらも会社によってはまったくマッチしない例も多く、使い勝手の点や費用面で割に合わないとのご相談を頂いたり、実際にファイルメーカーに切り替え導入されたお客様も多くいらっしゃいます。

それらと比べファイルメーカーなら自社のワークフローに合わせた欲しい機能を今までの仕事の進め方のままで効率的に構築できるのです。
アナログの帳簿管理からでも、エクセル管理からでも、しっくりこない汎用ソフトやクラウドサービスからでも、ファイルメーカーは違和感なく業務効率をアップさせてくれるとともに、ランニングコストもぐっと抑えることができます。

システムの導入がゴールではなく、そこからスタートさせてさらに業務効率の上がるシステムへ変化させていけるのが特徴で、少しの変化から大きく変化するシステムへ成長させていくシステム構築が可能なのです。
さらにはWindows・Mac・iPad・iPhone・Webといった複数のプラットフォームで動作し、FileMaker Cloudなら使う場所も選ばない幅広い対応力で導入のしやすさも魅力的です。
それは世界中の多くの企業で採用され実績を上げていることで証明されています。
Claris FileMaker 導入事例

 


◆ FileMakerの弱み 

「仕組工場」では、ファイルメーカーの弱い部分についてもご理解頂いた上で導入をご検討頂いております。
仕組工場で開発させて頂くシクミはファイルメーカーで動作します。ですから開発費用にプラスして運用していくために単体パッケージのご購入やサブスクリプション契約のためのライセンス費用が必要となります。

ご導入頂いていない企業様にはこの費用がネックとなり費用対効果が薄れてしまう場合がございます。

 

費用対効果をアップさせるコツは、ファイルメーカーの守備範囲を広げることにあります。

まずは入口として一つの業務をファイルメーカー化したら、他の業務についてもファイルメーカー化することをご検討ください。複数のシステムで活用することでライセンス費用を大幅に上回るベネフィットを得ることが出来ます。

 

御社に最適なライセンス購入プランについてもフォローさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
Claris FileMaker 購入費用